何かボランティア活動に参加してみたいと思ったとき、いつでも、どこでも、手軽にできる活動の一つに収集活動があります。収集活動にはこの手軽さが、だれでも簡単に活動を始めてしまうことにもなります。
最近、たばこの開封リボン、ラベル、銀紙を収集すると「車イス」に交換してくれるという「うわさ」が全国的に広まっているようです。あえて「うわさ」と言わせて頂きますが、十年程前にもこの「うわさ」は全国的に広がりました。

例えばこんなことがありました。
喫茶店の経営者の方が「うわさ」を聞きつけ、福祉に役立つのであれば「協力したい」と、お客さまや地域の方々にもお願いして数千枚の開封リボンを回収しました。
「車イスに交換してもらおう」と日本たばこ産業(旧専売公社)や、さまざまな機関に相談してみたがどこにも交換してくれる所はなかった。せっかくの善意が「無駄になってしまった」とがっかりしていた。

たばこの開封リボン、ラベル、銀紙が「車イス」に変身するわけがありません。換金をして「車イス」を購入することになります。しかし、どこで、だれが(業者の方など)換金してくれるのでしょうか…。どなたか、福祉のために、「買い取りましょう」という篤志家の方でもいない限りは無理ではないでしょうか…。
せっかくの善意を「無駄にしない」ためにも、「○○さんから聞いた」「□□さんが話していた」からだけではなく、この活動の出所がどこなのか、どこで「車イス」に交換してくれるのかをしっかり把握してから始めることが大切です。
【活動目的→換金方法→活用方法】などの具体的なことについて、的確な情報の把握が必要です。

コーディネーターに一言!
たばこのラベルは、色とりどりのミニ傘や鍋敷などの「クラフト」の材料としてはよく活用されています。

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